スターアライアンス限定!分割利用のサンプルルート♪

こんにちは!世界花子です。

今日は良いお天気ですね~ こんなに良いお天気なのに・・・まだまだ窮屈な生活が続きます。安心して安全にご旅行を楽しめる日が1日も早く訪れてほしいと切に願う💦

本日のお題は・・・昨年投稿後すっかり怠けてしまって投稿してなかった世界一周航空券の「分割利用のメリット・デメリット」と「分割ルートのご紹介」です。

早速いきましょう!

分割利用のメリットとデメリットについて

以前、当ブログでも分割利用について触れていますが、世界一周航空券は1年間有効でその間に何度でも分割が出来るとお伝えしましたね。

その条件は、「中断した都市から日本、日本から再開都市までを実費で航空券を別に用意して分割」であれば、何回でも中断が出来るという事をお伝えしました。

その中で、スターアライアンスでは、「そのまま世界一周空券を使って日本に帰国するルート」が組めるという事をご紹介しました。

では、そんな分割のメリット・デメリットとはどんなことがあるのか?

分割のメリットについて

分割をするメリットは、無理なく通常の海外旅行を楽しむように世界一周が出来るというところです。(時間的メリット)ついでに、航空会社の提供するサービスのひとつであるフライトマイルがたくさん貯められるというところもポイントです。

なんと言ってもご旅行期間が限られている方にとって世界一周のハードルが一気に下がります!世界一周っていうと、どうしても「長期間の大旅行」というイメージがあって、「そんな長い期間休めない!」「留守に出来ない!」と考えてしまい、ハードルが高く実現の可能性をつぶしてしまいがちです。けれど、分割して旅行が出来ると考えれば、ハードルも下がり、「自分でも世界一周できる」と思うようになります。実際にその通りです。

ゴールデンウィークや夏休み、年末年始に冬休み、そういった休暇のみを利用して会社を休まずに、長期間家を空けずに世界一周を楽しめる。

また、世界一周のような大旅行は「お金もかかる!」とイメージしがちですが、分割をすることにより、いきなり大きな金額を用意する必要がなく、その都度旅行費用を用意すればよいのです。

実際にここ数年(2019年まで)は分割利用希望の旅行者の方は非常に多くなりました。まだまだ知らない方も多いですが、世界一周航空券の有効的な使い方ですので、この機会にぜひ覚えて頂けると嬉しいです。

分割のデメリットについて

さて、デメリットの部分についてですが、実は上記のメリット部分で一部「大きな金額を用意する必要がない」とあげていますが、実はこの「旅行費用」でデメリットになる部分があります。

ここで思い出してほしいことは、スターアライアンスではそのままスターアライアンスの世界一周航空券で日本に一時帰国できるという事をお伝えしていましたが、ワンワールドでは、別に帰国用の航空券を用意しなければならないという条件です。

この部分で余計な費用がかかってしまうのがデメリットと言えます。

しかし、スターアライアンスにおいては、条件はありますが、その部分が軽減されます。

その他、デメリットをあげるとしたら、分割しているので「世界一周!」という実感がもしかしたらわかないかもしれませんね。

一気に太平洋と大西洋を渡っていく大旅行ではなく、通常の海外旅行を楽しむというイメージに近いので、「あれ?これ世界一周なんだよね??」と一瞬とまどうかもしれません。

けれど、総合的に見ても断然メリットの方が多いので、もしデメリットがあるとしたら・・・というところです。

分割のサンプルルート

では、実際にどういう分割ルートが組めるのかをサンプルで組んでみました。一つはスターアライアンスで分割、二つ目はワンワールドの分割ルートです。比較の為に両方とも訪問する場所は同じとします。

【スターアライアンス】

関空⇒バンコク⇒シンガポール⇒ホーチミン⇒ソウル⇒福岡⇒那覇⇒羽田経由⇒フランクフルト⇒ニューヨーク⇒トロント⇒シカゴ⇒羽田⇒シドニー⇒オークランド⇒成田

15区間利用(最大16区間)/36744マイル(最大39000マイル)/STAR3設定                                  ★基本運賃額:494,600円(燃油サーチャージ・空港諸税別)

 

<1回目の旅行/3月くらいに東南アジアでアジア料理を堪能♪>

関空⇒バンコク(タイ)⇒シンガポール⇒ホーチミン(ベトナム)⇒ソウル(韓国)⇒福岡(日本)⇒那覇

<2回目の旅行/8月夏休みを使って欧州北米カナダで洗練された街を散策★>

那覇(日本)⇒羽田経由⇒フランクフルト(ドイツ)⇒ニューヨーク(アメリカ)⇒トロント(カナダ)⇒シカゴ(アメリカ)⇒羽田(日本)

<3回目の旅行/年末くらいに暖かいオセアニアへ♥>

羽田(日本)⇒シドニー(オーストラリア)⇒オークランド(ニュージーランド)⇒成田(日本)

このように別に航空券を用意しなくても日本に一時帰国しながら世界一周ができるルートです!ただし、中断時にはお住まいの場所までは国内移動が必要です♪

【ワンワールド】

上記のスターアライアンスのルートをワンワールドで組むとしたら・・・

関空⇒バンコク⇒香港経由⇒フランクフルト⇒ドリッド経由⇒ニューヨーク//ニューヨーク⇒トロント⇒シカゴ⇒香港⇒オークランド⇒シドニー⇒羽田

13区間利用(最大16区間まで)/4大陸設定                                     ★基本運賃額:354,600円(燃油サーチャージ・空港諸税別)

<1回目の分割>

バンコクを拠点にアジア都市を各自周遊して日本へ実費で一時帰国する。再開はバンコクまで実費で戻ってから2回目をスタート

<2回目の分割>

欧州~北米と周遊したら、香港まで飛び、そこで一旦実費で帰国。再開は香港まで戻りそこから残りのオセアニア訪問で3回目の旅行となる。

ワンワールドの場合は、バンコク⇒シンガポール⇒ホーチミン⇒日本⇒バンコクの区間を別航空券手配して、香港⇒日本⇒香港を別航空券手配して分割をするイメージです。

その為、基本の運賃額はワンワールドの方が安いけど、別手配の分を用意したらプラスアルファお金がかかるという事になります。

費用はどうなる?

分割にした場合、ワンワールドなら帰国用の航空券と再開用の航空券が必要です。スターアライアンスの場合は、分割できるエリアがアジア&オセアニア内なので、別に用意する航空券はなし。その代わり日本に立ち寄るルートの為、その分飛行距離を消費します。スターアライアンスは飛行距離で料金設定があるので、消費した分(使った分)基本の運賃額は高い設定になりがち(とはいえ世界一周航空券の運賃自体が破格の金額なので全体を見て判断)

それと、スターアライアンスの分割できるエリアがアジア&オセアニアという部分も注意点ですね。そのエリア以外で中断(分割)する場合はワンワールドと同じように実費で帰国用の航空券等が必要になります。

まとめ

次回はそれぞれのアライアンスのルールも踏まえて、もう少し踏み込んでご説明していきたいと思います。こちらはまた後述していきますね。