出発1週間きっての旅行の申し込み!世界一周行けるの!?

こんにちは!世界花子です。

だいぶ久しぶりの執筆です。今日はある日の出来事を共有します♪

旅行業約15年ほどで、本当にたくさんの方を世界一周へ送り出してきましたが、その中でも特に印象的な出来事がありました。今日はそんな話です!

急に休みが取れた!夢の世界一周へ行きたい!

ある日「急遽会社を休めたので世界一周へ行きたいと考えている。旅行期間は1週間程度です」と電話で問い合わせ・・・。

さすがに前代未聞!その時点で出発日1週間を切ってる段階でのご依頼です。幸いにもその方には行きたい場所が決まっており、南アフリカと南米ブラジル、そしてヨーロッパでどこか・・・という事でした。

出発日や旅行期間、そして行きたい場所がある程度決まっているというのは幸いだった。普段は時間をかけて一から行きたい場所を考えて相談しながらじっくりルートを作りこんでいくから、それとは真逆

ひやひやしながら、お電話でヒヤリングをして、即航空会社の端末をカタカタ動かしてルートを検索すると、なんと席も1席のみという状況でとりあえず、実際に予約を入れながらルートを組んだ。

日本→ニューヨーク経由→サンパウロ(ブラジル)→ヨハネスブルグ(南アフリカ)→ケープタウン(南アフリカ)→ヨハネスブルグ経由→ヨーロッパ(どこだったか忘れた!)→日本

日本から東回りですね、、、さっとルートを組んで出発日の3日前にご案内

パスポートの残存=OK、査証問題=OK(ブラジルはちょうどEビザかビザなしでOKになった直後くらい)、世界一周航空券の区間数=OK、最低滞在日数&都市数他ルール=OK! 席=なんとかある!

ところがどっこい、ここまできて気づいたのが「予防接種が必要!」という事。

しまった!・・・・お客様へ確認すると「受けてない」

はい、、、チーン

ほんとに真っ青になりました。

その当時は、ブラジルから南アフリカに入るには「黄熱病」の予防接種「イエローカード」が必要で、これが結構やっかい。「接種機関が限られた場所」である事、「事前予約制」で数カ月先まで取れない、接種後有効になるまでに時間がかかる。出発は3日後、休暇の延長は出来ないとなると「もうだめか!?」と頭によぎりました。

しかし、あきらめるわけにはいかない。なんとしても限られた休みでお客様の希望を叶えてあげたいと色々調べました。そして、「逆回しにしよう!」と考えました。

本当に幸いにも逆回り(西回り)で同じルートを辿ると、席もわずかながらに残っており、ルートを変えずに西回りにするだけで組めそう!

西回りであれば、先に南アフリカに入ってからブラジルに飛べば黄熱病のイエローカードは必要ないので、「これは行ける!」となり、急遽2日前にフライトを変更しお客様に最終確認を行って、出発前日に発券が完了!

も~ハラハラしっぱなし・・・。

もちろん、無事に帰国するまで緊張しますが、出発前から緊張度がMAXになる事はかなり珍しい。

周遊順で回避できる問題もある!

★ブラジル→南アフリカ=ブラジルの空港で搭乗時にイエローカードの提示が必要(なければ搭乗させてくれない)

★南アフリカ→ブラジル=特に必要なし

これはあくまでも一例ですが、世界一周航空券のルール上でも、国と国の問題で出入国が出来る出来ない(=ルートが組めない、組めても搭乗拒否にあうなどのアクシデント)という問題があります。

後日、この辺りも詳しく後述していこうと思いますが、世界一周という大旅行では、しっかり準備期間も必要です。

実際のところ、準備期間はどのくらい必要?

上記を踏まえても出発日1週間きってからの計画は色々と問題が勃発しますので、最低でも3ヶ月前にはスタートしていくのが良いですね。

以下の記事でもご紹介しています!

いつから?世界一周計画!
こんにちは、世界花子です。さて、今日は「いったいいつから世界一周旅行の計画をスタートすればいいのかな?」の問いにお答えします!いつから?世界一周計画!実際に世界一周へ行くとなった際にどのような順番で準備を進めて行ったらよいのか?いつからスタ

ちなみにもっとも一般的なのは1年前~半年前くらいから準備です。情報収集、予約手配、現地での移動プラン、コストプランニング、持ち物準備、海外旅行保険の選定、査証、更に細々と意外とやる事は多い。

満足度の高い旅にするために、事前準備と計画はしっかりとやっていく事!これが旅を楽しくするかどうかの分かれ道

プランニング・準備からもう旅は始まっています!

という事で、ぜひ参考になさってください♪