世界一周航空券の区間数のカウント方法について

こんにちは!世界花子です。

本日は、ルートを組む上で初めに悩む「区間数」のカウント方法についてご紹介。

世界一周航空券では最大16区間まで利用が可能!

世界一周航空券でカウントする区間は、「フライトで飛んだ区間」・「オープンジョー」・「マルチエアポート」です!

世界一周航空券の区間数のカウント方法について

フライトで飛ぶなら・・・

東京→バンコク===東京からタイのバンコクまで世界一周航空券で飛んだら、それで1区間目とカウントします!

オープンジョーなら・・・

東京→バンコク//各自移動(近隣国を各自で周遊等)//デリー→ロンドン===東京からバンコクで1区間目、バンコクからインドのデリーまでは各自周遊したら、そこで2区間目、デリーから世界一周航空券でイギリスのロンドンまで飛んだら、その部分で3区間目とカウントします!

世界一周航空券の区間数について

初心者向けにとにかくわかりやすいように書いていきたいと思っているけれど、ブログという形式が初めてで、頭の中でたくさん伝えたい事がありすぎてまだまだ整理がつかない・・・

慣れてきたらしっかりと初心者でも理解できるようにブログ内を整理していきたいと思うので今しばらくご辛抱を・・・。といっても見てもらえるようになるまで時間もありそうなのでその頃までには見やすく編集できるかな

さて、世界一周航空券の共通ルールの一つとして、【区間数の数え方】がルートを組む上で重要になります。実際にお客様対応していてもこの区間数のカウントの仕方でだいぶ頭を悩ませている方が多い印象です。

ちなみに、昔の世界一周航空券は最大24区間利用出来た時代がありました。オレンジボーイ自身が世界一周航空券の存在を知った頃は最大24区間でした。

チケット(航空券)は1枚1枚の合計24枚のチケットの束になっていて、区間だけ決めておけば、後はそれを持って好きな時に空港に行き、席が空いていれば好きな時に飛行機に乗れるというスタイル。

しかし、現在は航空券は全て予約がコンピューターで管理されており、Eチケットタイプ(A4の旅程表)となっている。

航空券は全てEチケット化となり、世界一周航空券も同様の形になりました。管理上の問題から区間数は最大24区間から16区間となりました。

区間数は減ったけど、良いこともある。

昔の搭乗券タイプ(束)のチケットはなくしたらOUTで再発行も出来ない。旅の途中で無くしてしまうと、帰りの航空券は自腹になったのだ。再発行が出来ない。

しかし、Eチケットであればいくらでも再発行が出来るので紛失しようが、破損しようが、盗まれたとしても問題ない。予約は全てコンピューター上で管理されている。

なので、旅行中の不安が一つ解消されることになる。

話がだいぶそれましたが、世界一周航空券で区間数はとても重要だという事。その区間数のカウント方法がなかなか一般の方にはわかりにくいのでここで分かりやすく説明します!

ここでは「➡」の部分を世界一周航空券を利用する区間で表します。そして各自移動区間を「//」で表します。

実は、区間数を数える時に世界一周航空券を利用した区間と各自移動区間も区間数としてカウントします。ここがポイントです。

「//」の区間は「オープンジョー」と言います。昔、旅行会社に勤めた初めの頃、上司に「オープンジョー」の事を「オープンジョーズと覚えろ」と言われたことがあります。「ジョーズ」は「サメ」の意味で覚えれば忘れないということを言われた。絵に描けないので説明がうまくできないのでさらっと流してください。

飛行機で到着した場所と出発する場所が違うとその間で1区間とカウントします。

東京➡バンコク➡ロンドン//ヨーロッパを各自周遊//マドリッド

➡ニューヨーク➡東京

上記のようなルートの場合、世界一周航空券で利用した「➡」の部分と各自移動区間の「//」を全てカウントします。すると以下のような形。

東京➡バンコクで1区間目

バンコク➡ロンドンで2区間目

ロンドン//マドリッドで3区間目

マドリッド➡ニューヨークで4区間目

ニューヨーク➡東京で5区間目

とこのようになります。最大で利用できる区間数は16区間ですので上記ルートであればあと11区間利用できるという事になります。

もう一つ例を挙げます。

大阪➡羽田//成田➡ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ空港)//ニューヨーク(ニューアーク空港)➡バルセロナ➡フランクフルト➡成田

 

お気づきでしょうか?

羽田と成田の間に「//」が付いています。これは大阪から羽田に到着してそこから各自成田まで移動してから世界一周航空券で成田からニューヨークに飛びます。更にニューヨークもJFKの空港に到着するけど、出発空港は同じニューヨークにあるニューアーク空港から出発するので、JFKからニューアークの間で各自移動マーク「//」が付いています。(マルチエアポートといいます。)

では区間数はどうなるかというと・・・

大阪➡羽田で1区間目

羽田//成田で2区間目

成田➡JFKで3区間目

JFK//ニューアークで4区間目

ニューアーク➡バルセロナで5区間目

バルセロナ➡フランクフルトで6区間目

フランクフルト➡成田で7区間目

となります。残り9区間の利用が可能という事になります。

 

あぁ・・・私にレイアウトデザインの知識があれば!!!もっと図でわかりやすく出来るのに~~

という事で、知識が付いたらキレイにレイアウトしますね。

ひとまず区間数の数え方の説明でした。

どの世界一周航空券も共通です。

★最大利用区間数16区間

★各自移動区間も1区間とカウントする!

ちなみによくある質問で、各自移動区間に沢山の都市を周遊したら全部カウントされるんですかー?という質問をよくいただくのですが、これはあくまでも「各自移動区間を1区間とカウントする」という意味です。

各自移動区間の間で何か国、何都市訪問しようとも区間数としては1区間のカウントとなります。

もう一つ

各自移動区間にしないで元の場所に戻ってくれば区間はカウントされませんね?

はい、されません。

東京➡ロンドン(各自ロンドンを拠点にヨーロッパ周遊してロンドンに戻る)

ロンドン➡ニューヨーク・・・

という事になります。

 

東京➡ロンドン//各自周遊//マドリッド➡ニューヨークの場合区間数は3区間

東京➡ロンドン(各自周遊)ロンドン➡ニューヨークの場合区間数は2区間

 

です!

区間数は基本中の基本なのでこれさえ覚えておけばひとまずOK!あとは各アライアンス毎に設定されているルールに従うのみです。

続く・・・